チーム
近年、日本サッカー協会による指導者養成等が充実し、指導レベルの向上により子供達のレベルも非常に高くなってきました。しかし、最近はU-9・U-12・U-15の各カテゴリーが似たようなサッカーを行っていることが大変気になります。それは各年代では、追求すべき目標が異なるからです。年代の目標を取り違い、U-12年代にチーム戦術やゲーム戦術に重点を置いてしまうことにより、この年代でやるべきことが犠牲になってしまいます。また、感性やサッカーの本質の理解、積極的なトライ&エラーの経験も阻害されてしまいます。年代の目標が適切に積み上がってこそ、完成期にもっとも大きく成長することができます。常に、長期的視野に立って育成全体を見ていくことが重要になります。U-15年代では、大人のサッカーに近づいていく年代ですが、あまりに大人びたサッカーをし、勝利=評価になっているように感じます。『いつ一番輝く選手を目指すのか』と考えると、この年代は間違いなくそこへ至る過程です。勝負を重要視するあまり、リスクを負わないプレーをよく見ますが、失敗から多くを学べる年代だからこそ取り組める『育成』を考えていく時期だと思います。
ブレイズ熊本では、子供達がサッカーを通じ健やかに成長するとともに、自立心を持ち社会性のある人間に成長してほしいと考えています。サッカー選手としてはもちろんのこと、挨拶や集団生活など、日常の中での自覚が大切だと考えます。このことからも、サッカー・生活面の両方を考えたときに小学生・中学生の一貫した指導を行うことが、すばらしい『個』の長期的育成には必要だと思います。U-6ではサッカーに興味を持ってもらい、U-9ではサッカーを楽しんでもらいます。ゴールデンエイジといわれるU-12では、サッカーにおける基本の徹底とチャレンジする強い気持ちを身につけます。そして、U-15ではサッカー選手としての自覚、プレーの質にこだわり、精神面の強化、さらには、勉強とサッカーとの両立も目指していきます。
ブレイズ熊本では、子供達がサッカーを通じ健やかに成長するとともに、自立心を持ち社会性のある人間に成長してほしいと考えています。サッカー選手としてはもちろんのこと、挨拶や集団生活など、日常の中での自覚が大切だと考えます。このことからも、サッカー・生活面の両方を考えたときに小学生・中学生の一貫した指導を行うことが、すばらしい『個』の長期的育成には必要だと思います。U-6ではサッカーに興味を持ってもらい、U-9ではサッカーを楽しんでもらいます。ゴールデンエイジといわれるU-12では、サッカーにおける基本の徹底とチャレンジする強い気持ちを身につけます。そして、U-15ではサッカー選手としての自覚、プレーの質にこだわり、精神面の強化、さらには、勉強とサッカーとの両立も目指していきます。
ジュニア年代で、個を育てるクラブの育成方針を達成するためには、サッカーだけではなくサッカー以外での普段の生活も大事になってきます。小学生の指導をしていると、子どもたちに何かあるたびに、すぐに親御さんが出てきてしまうことも問題のひとつです。サッカーは、自分自身で判断することが重要なスポーツで、普段の生活習慣も大事だと考えています。保護者の皆様にも、子どもの為に少しでも普段の生活からサポートしていただければと思います。
選手にはそれぞれの力量があります。育成において成長するスピードも幅も様々です。ブレイズでは、この成長率をどれだけ伸ばせるかを考え指導しています。成長率を上げるためには、選手本人の強い意志と保護者やスタッフなど大人の関わりによって様々な問題を乗り越えていく必要があります。サッカーを少しでも高いレベルで楽しめるよう指導し、その努力が社会で必要なことと理解させながら、将来活躍できる人間形成を目指していきます。
負けず嫌いになること、興味を持つこと、そして自分を知ることが大事です。自分の身体的特徴(足が速い、背が低いなど)や技術(キックが正確、ドリブルが苦手など)を知ることで、何が得意で何が苦手なのかが分かります。興味を持って練習し、長所を生かしながら欠点を補っていく事が必要だと思います。もう一つは、他人に責任を押し付けないことです。練習をしてもうまくいかない時に、それを『自分はこんなに頑張っているのに』『うまくいかないのは周りのせいだ』と思ってしまうこともあります。しかし、この時に前向きに、どれだけ我慢してやり続けることができるかがポイントです。それには『自分はこうなりたい』と目標を強く持つことと根性が必要です。諦めることは簡単ですが、何かを達成するためには思っている以上の努力が必要だということを、理解することが重要です。
選手を育てるのは本人の努力と保護者の理解、そして指導者が協力しなければ成り立ちません。選手の努力はもちろんですが、その選手のベース、人間を作るのはまず家庭です。そして選手そのものの成長を促すのが指導者の役目です。指導者に対して、あるいは保護者に対して良い刺激を与えて、良い方向へ導いていくのがクラブの役割です。保護者、指導者、クラブがよい関係を持ち一人の選手を育てていくという考え方を理解して頂きたいと思います。
最後に、保護者の皆様は強い信念をもっていただきたいと思います。子供が思い通りに成長していなくても、サッカーを始めた時を思い出せば成長したことがたくさん見えてくると思います。選手としての成長はもちろんのこと、一人の人間として厳しい練習や友達同士の悩みに対して頑張っている子供たちとチームに対して協力し合っていきましょう。ただし、協力と仲間作りは意味が違います。周囲に流されず、自立した考えを持って頂くことが選手を成長させる一番の近道だと思います。また、子どもの事で何か変化などがありましたら気兼ねなくスタッフに相談していただけたらと思います。
練習会場に来たら指導者と握手で挨拶しよう!
積極的に自分からコミュニケーションをとることにより、コミュニケーション能力と協調性を高める。
サッカー用具はもちろん、身の回りのことなど!
道具等を自分で整理整頓することで物を大切にする習慣を身につけ、自己管理能力を高める。
自分のことだけではなく、人の役にたつ人間になろう。
人が嫌がる事もすすんですること。
練習日程の確認や休みの連絡は、親やスタッフに自分で伝えること。
送迎など親の手伝いが必要な時には、自分でお願いをすること。
練習で分からなかったことなども自分で遠慮なく質問すること。
上手くいかなくても、目標を持ち続け困難に立ち向かおう。逃げるのではなく困難を乗りける為に努力し、立ち向かおう。そして日々の努力を忘れずに。
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